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日本酒通販で考えること

2011/07/26 「豊盃と桃川」

青森県の酒蔵。
津軽・弘前の豊盃と南部・おいらせ町(元の百石町)の桃川。

小さな酒蔵・豊盃と大きな酒蔵・桃川に、
それぞれの酒蔵なりの問題が起きています。

豊盃はいまさら言うまでもなく、
日本酒ショップくるみやの看板の日本酒。
文句なしに一番人気の日本酒です。

小さな酒蔵応援のくるみやの方針ともぴったりマッチした豊盃、
年々酒質向上し、お客様の大きな支持を受けるようになりました。


そして、桃川。
日本酒を飲まなくても、桃川の名前は知っているくらいの知名度。
青森県最大の酒蔵です。
そのために安売りの目玉となってしまい、
おいしいお酒も造っていながら、
地元では安酒のイメージが強くなってしまいました。

「スーパーで売っているお酒は売らない!」
が基本のくるみやですから、
おのずと桃川の取り扱いは小さくなってしまいました。


そんな対称的な2つの酒蔵に、2011年7月。
驚きのニュースが入りました。


まずは豊盃、昨年末からの仕込最中から、
お酒の不足が危惧されてきました。
毎年夏には純米酒がなくなってしまう。
ここ数年は毎年のように秋にはお酒が足りなくなっておりましたが、
今年は春から出荷規制の方向へ、
そして7月、とうとう完全出荷規制になってしまいました。

この時期主力商品のネット通販ができなくなることは初めてのことで、
売る側としても戸惑っているところです。
実店舗にも、
「八戸市内の酒屋に、豊盃の一升瓶はどこにも売っていない!」
と、豊盃だけを探しに来るお客さんが増えてきました。
ちょっと困ったなあと、いやかなり困っています。


手造りの小さな酒蔵ですので、
急に製造量を2倍に増やすなんてことはできません。
今でも仕込期間も長く、製造量としてはいっぱいいっぱいという豊盃。
無理に製造量を増やす必要はないと考えているようです。
いつ逆風になるかわからないという慎重な姿勢といいますか。

特に、取扱店を増やしたわけでもなく、
既存店だけでそれだけ売上が伸びているのですから、
現在の日本酒業界の状況を考えるとすごいことです。



次回は、桃川の話。




2010/10/08 「日本酒通販で考えること」 

2010年の夏はまさに猛暑、

北国八戸でも36℃を超える日があり、

しかも長かった。

北国で日本酒通販をしていると、

店での売れ行きとネットでの売れ行きの、

それこそ「温度差」をよく感じる。


八戸では涼しくて、

「お燗でおいしい日本酒ください。」

というお客さんが来る日でも、

関東や関西では、

「暑くて日本酒は飲む気にならない。」

ということは多いわけで。


八戸は例年だとお盆が来れば夏は終わりだからね。

ただ今年の夏は9月になっても暑い日が続いた。


全国的な猛暑は、酒蔵にとっては大きな打撃だ。

これだけ暑さが続くと、日本酒の販売は当然落ちる。


というところに、


「創業330年、源平酒造が破産…日本酒離れ深刻」

というニュース。


「国税庁の統計では、
2008年度の国内販売量は63万1000キロ・リットルと、
過去10年間で約4割減った。」


普通酒が限りなく減っていくのはやむをえないと思う。


問題は、


地方の酒蔵が造っている純米酒が、

これだけ多様化している飲酒スタイルの中で、

どんなポジションで生き残っていけるか?


「酒」といえば「日本酒」のことだった昔のように、

酒飲みの誰もが日本酒を飲むようなことはもうありえない。


どんなスタイルで飲まれるのか?

どんなポジションを獲得できるのか?


具体的に考えていく必要があるように思う。

日本酒

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