奥播磨 おくはりま
 下村酒造店は、兵庫県宍粟郡安富町の酒蔵です。兵庫県というと、いわゆる灘の大きなメーカーを思い浮かべるかもしれませんが、こちらはたった4人の蔵人で酒を造っている小さな酒蔵です。もともとは「宮の井」というお酒を造っていましたが、平成2年に「奥播磨」が生まれました。一時は廃業まで考えたという逆境から、下村専務のお酒への熱意が全国人気の酒蔵に育て上げました。淡麗辛口で水のようなお酒が好き!などという方は吹っ飛ばされてしまうような圧倒的な存在感のあるお酒です。そのうまさは感動的ですらあります。どの酒を飲んでも「これが、奥播磨だ!」というような主張が感じられる、うれしくなる酒ばかりです。酒造りのためには、確かによい水、よい米が必要ですが、やはりおいしいお酒を造るのは人なんだ!ということをつくづく感じさせる酒蔵です。酒造りには厳しい杜氏兼専務の暖かみがお酒を通して伝わってくる、心を揺さぶるお酒です。現在は一切問屋を通さず、全国の奥播磨を愛する酒屋だけで扱っていて、地元の兵庫でもなかなか入手しずらいそうです。是非一度お試しください。

商品番号:nok40 奥播磨 袋吊り斗瓶取り 純米吟醸生原酒 1.8L
メーカー名:下村酒造店
 \5,095

 2008年4月、奥播磨の袋吊り斗瓶取りシリーズ新酒入荷です!こちらは純米吟醸生原酒です。奥播磨には「袋しぼり」とラベルに書かれた「袋しぼり仕込み35号純米吟醸生原酒」「袋しぼり仕込み29号純米生原酒」という看板商品があります。そしてその「袋しぼり仕込み35号純米吟醸生原酒」の雫酒がこの「袋吊り斗瓶取り純米吟醸生原酒」です。仕込みタンクのもろみを酒袋に詰め、酒槽で搾る奥播磨定番の「袋しぼり」に対し、酒袋を吊るして、ポタポタ滴り落ちるしずくだけを一斗瓶に集めています。大変手間がかかるので、普通は大吟醸にしか行わない蔵が多いのですが、奥播磨では純米酒、純米吟醸酒にもやってくれています。この純米吟醸は、純米の袋吊り斗瓶取りと比べても、バランスのよさが抜群です。純米は斗瓶取りらしさよりも生原酒らしい味のボリュームが強く感じられますが、この純米吟醸は斗瓶取りらしい繊細な味わいも楽しめます。新酒時は香りも華やかさがあり、口に含んだときの含み香もきれいで純米よりも華やかなふくらみ、味の広がりも感じます。しかし、お米のもつうまみとコクはさすがに奥播磨の味わいです。精米度が高くなり、しかも斗瓶取りとなると、きれいな味でおいしいけれど個性が欠けてしまうお酒もありますが、奥播磨は斗瓶取りでも奥播磨らしさをしっかり引き出しています。ただ新酒時にすべて飲んでしまうのはもったいない。四合瓶などに移し替えて、少し熟成させてから飲むのも楽しみです。温度もあまり冷えすぎよりは、冷蔵庫から出して少し経ったくらいの温度がよりおいしいです。とびきりおいしーいお酒が飲みたい!でも大吟醸はあまり好きじゃない・・という方にお薦めの純米吟醸生原酒です。原料米 山田錦 精米度 50% アルコール度 17.5% 日本酒度 +5.0 酸度 2.0
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