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岩手県石鳥谷町といえば、日本酒を造る杜氏集団の中でも現在最大勢力である「南部杜氏」のふるさとです。この地から毎年南部杜氏や蔵人が全国の酒蔵へ散らばっていき、一冬酒造りをして春に帰ってくるわけです。酉与右衛門の川村酒造の近所にも名立たる杜氏さんが暮らしています。そんな土地ですら酒蔵はどんどん減り、現在地元資本の酒蔵はこの川村酒造だけというのですから日本酒の衰退は悲しいものがあります。が、その石鳥谷で川村酒造は非常に個性を発揮したお酒を造っています。蔵元の川村直孝さんは本当に信念の人です。「今は『我が道を行く』酒造りを目指す時代だと思います。」とおっしゃる川村さんの酉与右衛門を初めて飲んだときは、「あの石鳥谷でこんなタイプの酒を造っている蔵があったのか!!」と大変驚きました。 |

南部関の火入れしたお酒は熟成してどんどんおいしくなります! |
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酉与右衛門はお酒を造るときに使う酵母にすべて7号酵母を使っています。もちろん酵母だけが日本酒の味を決めるわけではありませんが、最近流行りの華やかな香りのあるお酒、一口飲んでインパクトを感じるお酒、それぞれの酒蔵がいろんな考え方で酵母を使い分けています。そんな中、川村酒造が「7号酵母だけで行く!」ということは、「うちのお酒には華やかな香りなんかいらない!流行りの味は追いかけない!」と言い切っていることです。
これまで南部流、越後流、丹波流など杜氏集団での味の特徴、また北国、温暖な地域などその地理的な味の特徴がありましたが、これからはどの地にあろうとその酒蔵が独自に個性を発揮しなければならない時代だ!ということを、南部杜氏のふるさとで大きく叫んでいるのです。 |
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| 酉与右衛門の酒母タンクです。 |
泡がはみ出さないようにくるくる回ってます。 |
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天井まで高く積まれている酉与右衛門たち。瓶詰され冷蔵庫で熟成されています。
華やかな香りは要らない!食中酒としてじっくり飲んで欲しい酉与右衛門、南部関は、しっかりした造りをしていることで、熟成の効くお酒に仕上がっています。火入れしたお酒は、一年、二年またそれ以上の熟成で飲み頃を迎えるお酒も少なくありません。
また生酒で飲むのと火入れしたお酒ではずいぶん印象が違うのもおもしろいところです。生原酒はインパクトもあります!
山田錦の精米度70%、80%、雄町の精米度70%と低精白のお酒もオススメです!
16BY(平成16酒造年度)のお酒から、すべて無濾過になりました。 |
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酉与右衛門、南部関の
お酒紹介はこちら |
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